20100403

美しき日本・奈良







奈良県に関わる四季の風景、文化、思想、伝統、技術などを
3分程度の美しい映像で伝えるプロジェクト「美しき日本・奈良」。

自然への畏敬や人への信頼を持つことの大切さを教えてくれる現地の人々の振る舞い、
あらゆる事象は常に移り変わり続けるという世の摂理を醸し出す町や自然、寺社の様子、

深みのある語りを織り交ぜながら、そんな映像が映し出されていく。
映像全体からにじみ出ているのは、あふれんばかりの“奈良愛”。

それもそのはず。

この映像の監督・語りは、映画『殯の森』でカンヌ国際映画祭のグランプリを受賞した河瀬直美さん。
河瀬さんは奈良県出身で「なら国際映画祭」の構想を練るなど地元の活性化に力を注いでいる方。

彼女独自の視点で描かれた奈良ならではの奥深い世界を味わいたい方は、ぜひ。

ちなみに、このプロジェクトは、「Nippon Archives」の一環として取り組まれている。
「美しき日本・奈良」以外にも、「京都二十四節季」や「万葉集」、「富士山」などの
世界に触れられるコンテンツもある。



2 Comments:

匿名 さんのコメント...

奈良ならでは。ね。
新町通り、粋すぎ。行きたい。
そして自分の田舎に帰りたくなった。
至極の癒し映像&語りでした。守らねばならぬ日本ね。

0B0R0GE さんのコメント...

日本の原風景。
確かに、守りたいと思うが、その理由は何故か?

田舎よりも都会のほうが
間違いなく利便的で生きやすいのにね。

あ、空間としての情報量の量と質の問題か。

都会は量は多いけど質は低い。
田舎は量は少ないけど質は高い。

渋谷の109と長野の山村のどちらが
より普遍的な思考に辿り着けるか。

みたいな系。

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