20091105

fashion education #01















ファストファッションの台頭と世界的な景気低迷の中、
ファッションビジネスと教育の新時代を模索するシンポジウム
「ファッション・エデュケーション#01ファッションを学ぶために」が9/2/09に開催された。
 そのレポートがACROSSにアップされている。

確かに、UNIQLOなど低価格&大量生産のSPAブランドが台頭し、
クリエイター主導のハイファッションブランドが死に体状態になっている。
Yohji Yamamotoの民事再生法申請をはじめ
内外の有力ブランドの経営不振が叫ばれているから。

今後も、「デザイン性」だけのブランドは淘汰されていくと思う。
明らかにファスト風土かする日本のマーケットの要望にあっていないからだ。
これからもし新しいファッションブランドを創設するなら、
「デザイン性」=「クリエイション」という既成概念に囚われずに、
 時代とリンクした「メッセージ性」をクリエイトしないと、
 新しいニーズは獲得できないと思う。

モデルケースとしては、patagoniaだろうか。
「自然と共生する」というメッセージは今こそ求められている考えだし。

ほかにも切り口はいろいろあると思うが、
いずれにせよ、百貨店の経営危機から分かるように、
ファッション業界は時代のニーズを改めて問い直す必要があると思う。



0 Comments:

コメントを投稿