20100131
Cool Business Cards 21:28:00
クールなデザインの名刺を集めたエントリー「Cool Business Cards」。
名刺は、企業(個人)のアイデンティティを示すツール。
従って、ただ所属と名前がプリントされているものよりも、
一目見て個性が伝わるデザインのほうが印象に残る。
このエントリーを見て、改めてそう感じた。
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design
20100130
iPad 2:12:00
満を持してAppleが発表したタブレット式の新端末「iPad」。
機能面を分かりやすくいうなら、iPhoneとMacbookの中間とのこと。
このiPadも、iPod、iPhoneに続き人々の暮らしをドラスティックに変えていくはず。
10年後の小学校では、紙のノートじゃなくて、
iPadを机の上に置いて勉強している子どもたちが見られるかもしれない。
それほど限りなくポテンシャルの高い端末だと思う。
「Think Different」。Appleは自分たちのこの思想をいつもカタチにして届けてくれる。
日本発売は3月末から。非常に楽しみ。
詳しくは、こちらのレポートから。
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thought
20100126
Angel's Scene/Kenji Ozawa 2:47:00
小沢健二/天使たちのシーン(1993)
愛すべき生まれて育ってくサークル
君や僕をつないでる緩やかで止まらない法則(ルール)
涙流さぬまま 寒い冬を過ごそう
凍えないようにして 本当の扉を開けよう カモン!
月は今 明けてく空に消える
君や僕をつないでる緩やかな止まらない法則 ずっと
神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬように
にぎやかな場所でかかりつづける音楽に 僕はずっと耳を傾けている
小沢健二、13年ぶりのコンサートツアー『ひふよみ』開始とのこと。
詳細は、『ひふみよ』特設サイトで。
インタビュー記事(自作自演)も読み応えあり。
世界に「素敵な嘘」が再びばらまかれる。
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today's passage
20100123
Bernard Pras 1:54:00
いつも使っている日用品や身の回りの雑貨などで
有名なアート作品を再現するアーティスト、Bernard Pras。
ムンクの叫びや富嶽三十六景といった絵画から、
アインシュタインやマリリンモンローなどの肖像画まで
バラエティに富んだラインナップ。
細かく見てみると、いろいろ奥深く考てしまう。
そんなアイテムのチョイスがいい。
特に気になったものを下記に紹介。
“Manga”
多様なキャラクターをそこかしこに散りばめることで、
日本のオタクカルチャーの百花繚乱っぷりを見事に表現している。
“World Map”
よ〜く見てみると国それぞれの個性を伝える
モノが使われいるのが分かる。
“Burce Lee”
顔の近くにあるピカチュウがすごく気になる。
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art
20100120
28 Weeks Later/Juan Carlos Fresnadillo&Danny Boyle 1:56:00
「28週後…/ファン・カルロス・フレナディージョ&ダニー・ボイル(2007)」。
前作「28日後... 」と同じく、ゾンビ以上に怖い「人間の本性」を描いたパニック映画。
前作ではエンディングに一抹の希望を用意していたけど、今作は無し。
救いのない終わりを紡いだダニー・ボイルは、
この作品で来たるべき未来を暗示しているのだろうか。恐ろしい。
あと、完結編として「28ヶ月後…」が製作されるとか。恐ろしい。
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movie
20100119
Vintage Ad Browser 1:44:00
1700年代から現在までの世界の広告をカテゴリー別でチェックできる「Vintage Ad Browser」。
セレブリティやミリタリーなどカテゴリーごとに年代分けがされているので、
あるカテゴリーが時代とともにどのように表現方法を変えてきたのかを学べるのも魅力。
例えば、セレブリティの分野だと
Mary Pickford Contest (1919)
Fredric March (1954)
Sean Connery Louis Vuitton Bag Bahamas (2008)
というように、徐々にイメージ要素が強まっている傾向が分かる。
アイデアソースだけでなく歴史的な資料としても役立つ広告のデータベースだ。
ぜひ、日本版も作ってほしい。
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advertisement,
useful
20100117
Public Domain Archive 23:43:00
日本国内において著作権保護期間が終了し、パブリックドメインとなった
クラシック音楽と歴史的演説のデータ(mp3)を公開している「Public Domain Archive」。
クラシック音楽はウェーバーの「魔弾の射手」やチャイコフスキーの「くるみ割り人形」など
歴史的演説はヒトラーの「大晦日演説」から昭和天皇の「終戦の詔勅」まで
多種多様の貴重なデータが揃っている。
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useful
20100116
RESTROOM DESIGNS - The Truth Is In The Loo 2:09:00
世界中の変わったデザインのトイレ集「RESTROOM DESIGNS - The Truth Is In The Loo」。
「トイレ=用を足す場」という既成概念に捉われないデザインが、
異次元に迷い込んでしまったような「非日常性」を醸し出している。
ただ実際利用するとなると、落ち着かない意匠である。
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design
20100114
9h(nine hours) 2:07:00
従来のカプセルホテルのイメージを一新した宿泊施設「9h(nine hours)」。
「シャワー」「睡眠」「身支度」という宿泊施設を利用する際に
最低限必要な行為を支える機能だけに特化させたのが新しい。
「ただ泊まってもらう」のではなく、
「目的を明確して泊まってもらう」のだ。
それを支えるのが、
真っ白なデザインで統一されたシンプルで清潔感漂う内装。
何をする場所なのか一目で分かる黒く太い線で描かれたサイン。
思わず持って帰りたくなるようなオシャレで機能的なアメニティ。
快適性を人間工学的に追求したカプセルをはじめとする各設備。
スタイリッシュな世界観を構築しながら使いやすく見やすいweb。
それらすべてが高次元で展開されているのが驚きである。
デザイン・サービス・コンセプトワークの最先端が凝縮した
コンテンツとして学びに行きたい場所だ。
詳細は下記の記事から。
「ホテルの新潮流、“デザインカプセルホテル”「9h(ナインアワーズ)」を体験!その実力は?」
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design,
institution
20100111
Rei Harakami 18:02:00
「Rei Harakami」
彼の一曲一曲を構成しているのは、さまざまな方向に飛び交う音の粒子。
それが、喜怒哀楽だけでは括れないあらゆる感情のツボをつついてくる。
聴き続けていると、「安定しないことの気持ちよさ」みたいな感覚を覚え、
心地よい目眩をもたらしてくれるのだ。
何故、それが心地よいのだろうか?
それは、人間の感情の本質としっかりと寄り添っているからだ。
本来、感情とはどこにも落ち着くことの出来ない
絶えず動き続ける複雑なものである(あった)はず。
しかし昨今のサブカルチャーに目立つのは、「楽しさ」や「哀しさ」など
単純な感情を拡張することだけにフォーカスする作品ばかり。
そして我々はそれを享受し、単純に気持ちよくなってしまいがちだ。
まるで、お腹が空いたらご飯を食べるような単なる「動物的」な欲求の充足として。
そんなシーンの反対側に位置し、人間の<複雑な>感情そのものを
刺激してくれる。それがRei Harakamiの音楽だ。
20100110
Helter Skelter/Kyoko Okazaki 1:58:00
「ヘルタースケルター/岡崎京子」
・1995~1996年の間に雑誌で連載されていた作品。
・モチーフは人間誰しもが持つ「欲望」(あれもしたい,これもしたい。あれも欲しい,これも欲しい。)。
・主人公りりこの振る舞いから見られるのは、
1.欲望に従えば「破滅してしまう」と知りながら、実りの無い社会(人生)を実りあるものにする為に「あえて」欲望に従う姿勢。
2.消費し、消費され、お互い消耗していくだけの無駄な欲望でも、その中でしか人生は輝かない。だからこそその痛みを忘れないという「リグレット」を背負う覚悟。
・りりこはこうした「あえて」と「リグレット」を持ちながら「欲望」と対峙して、自滅に向かう。
その姿は本当に「人間」臭く。深みがある。
・一方で、作品に登場する女子高生達は「あえて」も「リグレット」も忘れて「欲望」のまま生きて、
タフで瞬発的に生きる。
その姿は本当に「動物」臭く、深みがない。
・両者を比較してみると、
「社会を人間臭く生きようとしたら、壊れるしかない。壊れないためには、動物臭くなるしかない。」
という、まさに「ヘルタースケルター」な条理が浮かび上がってくる。
20100109
Night Lights 2:19:00
建物の壁一面をインタラクティブな電子スクリーンに変えるプロジェクト「Night Lights」。
インタラクティブの種類は、
・身体の動きがそのまま影として写る
・手の動きが建物をさわっているように写る
・複数の携帯電話の光が幾何学模様みたいに写る
と3タイプあり、それぞれ見え方のバリエーションが豊か。
即興で、しかも見知らぬ人同士で作り上げる、
まさにこれまでにないインタラクティブ・アート。
実際に体験してみたいな。
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art,
interactive
20100108
Gake no Ue no Ponyo/Hayao Miyazaki 1:12:00
「崖の上のポニョ/宮崎駿」(2008)
恐ろしいまでのイノセントな人間讃歌&母性讃歌にあふれた作品。
鑑賞後、その「やりすぎ感」にアイロニーを込めているとも思えず
「なんだかな~」と動揺すると同時に、
子供を知っている大人、大人を知らない子供の間を描ける
宮崎駿は「無敵だな~」と感服。
ラストシーン近くの「半魚人のポニョでもいいのですか?」という問いかけに、
主人公の少年は躊躇することなく「うん!」と応えたが、
埴谷雄高的な「人間の本性」に関わる命題としてその問いを受け取ってしまう僕(大人)には、
そうした純粋さな応答は永遠にできない振る舞いなのだろう。
子供たちが「ポ~ニョ、ポニョ」と連呼しながらはしゃいでいるのを見ると、余計にそう思う。
20100107
MUSIC NAVI 1:43:00
音楽PVを検索・視聴できるYouTubeマッシュアップサービス「MUSIC NAVI」。
検索かけるだけで、お気に入りのアーティストの曲をYouTube上で視聴できる。
アルバム単位で聴けたり、シャッフル機能やアマゾンへのリンクも付いていたり、
至れり尽くせりのサービス。UIも非常に見やすくて○。