20091204
The Diving Bell and the Butterfly/Julian Schnabel
「潜水服は蝶の夢を見る/ジュリアン・シュナーベル(2007)」を鑑賞。
「喪失」と「再生」の物語であり、「想像力」と「記憶」の大切さを知る物語でもあった。
健康や家族、仕事など当たり前としてあるべきものを「喪失」した主人公が
カタチとして見えない「想像力」と「記憶」を駆使して「再生」していく姿は、
千の諦念の先にこそ一抹の希望があるのだと教えてくれる。
この展開自体はよくあるが、ジュリアン・シュナーベルならではの映像の強度があるため飽きさせない。
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